2日(月)の朝は、本州の内陸部を中心にグッと冷えて、午前8時までの最低気温は、岐阜県高山市荘川で氷点下2.1℃を観測。群馬県嬬恋村は氷点下1.4℃と、関東で氷点下を観測したのは2週間ぶりでした。東京都心や大阪市は5月としては3年ぶりに、気温が一桁まで下がりました。
●5月なのに 冷えた朝
2日(月)の朝は、この時期にしては冷たい空気が流れ込んだことや、放射冷却現象が強まったことなどにより、本州の内陸部を中心に、グッと冷えました。
午前8時までの最低気温は、岐阜県高山市荘川で氷点下2.1℃、長野県開田高原で氷点下1.8℃まで下がりました。
群馬県嬬恋村では氷点下1.4℃と、関東で氷点下の気温を観測したのは、4月18日に栃木県日光市土呂部で氷点下0.5℃を観測して以来、2週間ぶりのことでした。
また、関東~中国、四国の市街地でも、気温は10℃を下回った所が多くなりました。東京都心では、午前4時59分に最低気温9.5℃を観測、大阪市では、午前5時35分に最低気温9.5℃を観測。東京都心と大阪市で5月に一桁の気温を観測したのは、3年ぶりのことでした。名古屋市では8.1℃、広島市は8.3℃、高松市は8.5℃まで気温が下がりました。
●朝晩と日中との「寒暖差」が大きい
日中は、たっぷりの日差しが気温を押し上げるでしょう。
最高気温は、九州~東北南部は20℃くらい、東北北部や北海道は10℃を少し超えるくらいの所が多い予想です。
ただ、朝晩と日中との「寒暖差」が大きくなりますので、気温の変化で体調を崩さないよう、注意が必要です。また、晴れる所でも、天気が変わりやすく、急に雨や雷雨となる可能性があります。突然の雨に濡れて、体を冷やさないよう、お気をつけください。