東京都心の空には薄い雲がかかり、太陽のまわりに虹色の光の輪「ハロ」が出現しています。
●東京都心にハロ
きょう19日、東京都心の空には、太陽のまわりに虹色の光の輪、「ハロ」が出現しています。
ハロは日暈(ひがさ)とも呼ばれます。
上空に薄い雲、巻層雲がかかると見られる機会が多く、身近な光学現象です。雲を作る氷の結晶が光を屈折して発生します。
ハロが現れたあとに、だんだん雲が厚くなってくると天気が崩れることが多く、「天気下り坂のサイン」とも言われています。
きょう19日、東京都心は昼すぎまで薄雲がかかるため、空を見上げてみると、ハロなどの光学現象が見られるかもしれません。
※空を見上げる際には、太陽を直視しないようにご注意ください。
●このあとの天気は?
きょう19日の関東は、夕方から山沿いを中心に雨の降りだす所があり、夜は広い範囲ではありませんが、平地でも雨のぱらつく所があるでしょう。
これから外出される方は、折り畳みの傘があると良さそうです。
また、関東はあす20日も雨が降りやすいでしょう。
きょう19日朝は、茨城県北部で震度5弱の地震がありました。地震で揺れの大きかった地域では、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。