ここ1週間(2021年10月21日午前10時30分~2021年10月28日午前10時30分)で、地震を観測した回数は25回。うち、震度3以上の地震は3回観測されました。きょう28日は、茨城県で震度4を観測する地震が発生しました。日頃から地震への備えをしておきましょう。
●ここ1週間の地震回数
上の図は、全国で、ここ1週間に震度1以上を観測した地震の震央を示したものです。ここ1週間(2021年10月21日午前10時30分~2021年10月28日10時30分)は、震度1以上の地震を25回観測しました。そのうち震度3以上の地震は3回でした。
●きょう28日 茨城県で震度4の地震
きょう28日午前9時55分頃、茨城県南部を震源とする地震では、茨城県坂東市で震度4を観測しました。関東の広範囲で大きく揺れが感じられ、東京都新宿区や文京区など23区内でも震度3が観測されました。
きのう27日午前1時28分頃には、福島県沖を震源とする地震で、福島県玉川村と大熊町で震度3を観測しました。
21日には東海道南方沖を震源とする地震で、栃木県宇都宮市で震度3を観測しました。
●緊急地震速報が発表されたら
地震はいつ発生するかわかりません。緊急地震速報が発表されたら、落ち着いて、身の安全の確保をしましょう。
室内にいる場合は、扉を開けて、机の下に隠れましょう。屋外にいる場合は、周囲の危険なものから離れて、頭を守ることが大切です。ブロック塀が崩れたり、看板が落ちいてくることも考えられます。エレベーターの中でも慌てず、すべてのフロアのボタンを押すなどして下さい。
●日頃からできる備え
国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップで、避難経路や危険箇所を確認し、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておいてください。非常用持ち出し袋など、防災用品の準備や確認をしておくと良いでしょう。
地盤によって揺れる大きさが変わります。「地震のゆれやすさ全国マップ」を確認して、心づもりをしておきましょう。周辺地域で過去に起きた震災を把握し、危険意識を日頃から持っておくようにするのも大切です。