大型で非常に強い台風16号が、南の海上を北上中。1日(金)には伊豆諸島に最接近する予想で、関東でも暴風や大雨に警戒が必要。台風通過後は、しばらく暑さが続きそう。
●1日(金) 台風16号 伊豆諸島に最接近
大型で非常に強い台風16号は、きょう29日(水)午前9時には日本の南にあって、北上しています。今後、次第に速度を速めながら東よりに進路を変え、1日(金)は「非常に強い」勢力を保ったまま、伊豆諸島にかなり接近するおそれがあります。
すでに海上では、沖縄県の大東島地方など大しけになっている所もありますが、台風が近づく伊豆諸島では、1日(金)は猛烈なしけとなるでしょう。暴風や高波に厳重な警戒をして下さい。
あす30日(木)夜は、近畿や東海、関東で広く雨が降りだしそうです。1日(金)は近畿から北海道の広い範囲で雨が降り、太平洋側では滝のような非常に激しい雨の降る所があるでしょう。関東は1日(金)の午前を中心にや雨や風が強まりそうです。暴風に警戒するとともに、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒・注意して下さい。
●前半:6日(水)まで
2日(土)は台風一過となりますが、日差しで気温がグンと上がりそうです。しばらくはカラッとした晴天が続きますが、西日本を中心に、最高気温が30度以上の真夏日になる所もあるでしょう。こまめに水分をとるなどして、熱中症にならないようにして下さい。
●後半:7日(木)～12日(火)
この期間は、晴れる所が多いでしょう。10日(日)からは北海道で雨が降りやすく、沖縄も11日(月)を中心に雨が降りそうです。12日(火)は九州から東海にも雨の範囲が広がるでしょう。
気温は平年より高い日が多く、九州などでは30度くらいまで気温が上がる日もありそうです。9日(土)の東京の最高気温は22度と、昼間は過ごしやすい陽気でも、朝晩はヒンヤリするでしょう。季節の進みはゆっくりですが、一日の中での気温差が大きくなりますので、秋服も活用しながら、服装でうまく調節して下さい。
