前線による大雨は18日(水)頃まで続きそう。土砂災害や川の氾濫など、新たな災害が発生する危険度が高まります。天気回復後は、厳しい残暑に。
●前半:14日(土)~20日(金)
西日本ではすでに記録的な大雨となっていて、きょう13日(金)午前9時前に、広島県に「大雨特別警報」が発表されました。これまでに経験したことのないような大雨になっている所もありますので、身の安全を最優先に行動して下さい。
この先しばらくは、本州付近に前線が停滞して、九州から東北は広く雨が降るでしょう。前線上を低気圧が次々と通過するため、大雨に警戒が必要です。雨が小康状態になっても、再び発達した雨雲がかかることもあるでしょう。土砂災害や川の氾濫など、新たな災害の発生する危険度が高まりそうです。雨雲レーダーなどで、最新の情報を確認して下さい。
18日(水)になると前線の活動が次第に弱まりそうです。一方で、少しずつ高気圧の張り出しが強まり、関東は日差しが戻るでしょう。西日本を中心とした大雨のピークも超えそうです。
●後半:21日(土)~26日(木)
この期間は高気圧に覆われて晴れる日もありますが、湿った空気の影響を受けやすいでしょう。傘マークがない所でも、にわか雨にご注意下さい。沖縄は晴れる日が多くなるでしょう。
最高気温は平年並みの日が多く、関東から西では厳しい残暑が続きそうです。日中は広く30度を超えて、熱中症対策が欠かせません。朝晩もまだ気温が下がりにくく、最低気温が25度を下回らない熱帯夜の所も多いでしょう。ここ数日、東北や北海道は秋の涼しさを感じられましたが、8月下旬は再び蒸し暑さが戻りそうです。