9日(月曜:振替休日)の関東甲信は、不安定な天気。雲が広がりやすく、急な雨や落雷の可能性。道路が川のようになる激しい雨になる所も。都心をはじめ、各地で30℃以上の真夏日、35℃以上の猛暑日になる所も。熱中症に厳重警戒を。
●台風10号が離れ 台風9号から変わる低気圧が発達 変わりやすい天気
きょうは、台風10号は東に離れますが、昨夜九州・枕崎市付近に上陸した台風9号が、中国地方を縦断したあと日本海で低気圧に変わり、さらに北東に進む見込みです。
関東甲信地方には、低気圧に向かう湿った南風が吹き込むでしょう。台風由来の湿った空気です。
この影響で、きょうの関東甲信は、雲が広がりやすい一日になる見込みです。青空が顔をのぞかせることもありますが、局地的に雨雲が発生して、雷雨になることや道路が川のようになる激しい雨の降ることがあるでしょう。
急な天気の変化に、ご注意ください。沿岸部を中心に南よりの風が強く吹く見込みです。
あす10日にかけて海上海岸では高波に警戒し、陸上では土砂災害、低い土地の浸水、川の増水、強風に注意・警戒が必要です。
●蒸し暑い一日 熱中症に厳重警戒
湿った南風は、きょうの関東甲信地方に暑さと湿気をもたらします。
きのう8日の東京都心は、日中25℃前後で経過し、夕方になって29℃近くまで上がりましたが、けさは午前6時30分には28℃を超え、午前中には30℃以上の真夏日が復活します。
きのうは真夏日だった所も含めて、関東甲信の広い範囲で暑くなるでしょう。湿気を多く含む空気に支配されますので、蒸し暑い一日です。
エアコンがある部屋など涼しい環境で、お過ごしください。外の作業に従事される方は、時間を決めて休憩を入れ、水分補給も欠かさずになさってください。
熱中症に厳重警戒です。室内で過ごされる方も、時々水分を補給しましょう。熱中症で救急搬送された方には、高齢者が多数含まれていますので、お気をつけください。