今日(24日)の北海道は気温が上がり、最高気温が20度前後となった所もありました。しかし、明日(25日)は一転、気温の上がり方が鈍くなります。オホーツク海側を中心に3度くらいまでしか上がらず、平地でも雪が降りやすくなりそうです。
●道東方面を中心に夏の陽気に
今日午後3時までの最高気温は、十勝地方の池田で7月下旬並みの23.9度となり、道内の今シーズンの最高気温を更新しました。帯広でも23.0度まで上がり、帯広測候所からは統計史上2番目の早さとなる桜(エゾヤマザクラ)の開花の便り(平年より10日早い)が届きました。
石狩地方の札幌も5月下旬並みの19.0度まで上がり、今シーズンの最高気温に並びました。
オホーツク海側でも紋別地方の紋別(21.4度)で7月下旬並み、北見地方の北見(22.8度)で6月下旬並みなど、道東方面を中心に道内は夏の陽気となりました。
●気温差大きく 平地でも雪の所が
しかし、明日は急激に寒くなります。
明日の最高気温は全道的に10度くらいと平年より5度前後低い所が多くなり、オホーツク海側では平年より10度前後も低くなります。紋別で3度くらい、北見では4度くらいの予想で、今日に比べると一気に20度近くも下がることになりそうです。平地でも雪が降りやすく、積雪する恐れもあります。
オホーツク海側の積雪が終わる平年は4月下旬頃の所が多く、決して珍しいことではありません。しかし、今年の根雪の終日からは1カ月近く経過しているため、既に夏道に慣れている方も多いと思われます。峠越えのみならず、平地でも路面状況の変化に注意し、安全運転を心がけて下さい。体調管理にも注意が必要です。