あす25日クリスマスは、一時的に冬型の気圧配置へ。北海道や東北は、日本海側を中心にホワイトクリスマスになりそうです。30日頃からは、徐々に強い寒気が流れ込んできます。31日大晦日にかけては、西日本でも大雪になるおそれがありますので、気象情報や交通情報に注意が必要です。
●あす25日 クリスマスの天気 ホワイトクリスマスはどこ?
あす25日クリスマスは、日本付近は一時的に冬型の気圧配置になります。
北海道から東北の日本海側は雪で、ホワイトクリスマスに。ただ、風が強まり、ふぶく所もあるでしょう。見通しが悪くなりますので、車を運転される方や外でクリスマスを楽しむ方は、ご注意ください。
北陸から山陰も雨や雪で、山沿いを中心に雪となるでしょう。
関東から九州は太平洋側を中心に大体晴れますが、北西の季節風が冷たく感じられそうです。厚手のコートはもちろん、マフラーや手袋など冬のアイテムは必須です。暖かくして、クリスマスをお過ごしください。
●26日 冬型は次第に緩む 27日から28日 低気圧や前線が通過
26日は、冬型の気圧配置は西から次第に緩んでくるでしょう。
北海道や東北の日本海側は雪が降りやすいですが、北陸から山陰は天気の回復してくる所もありそうです。
太平洋側の地域は、おおむね晴れて、風はだんだんとおさまってくるでしょう。ただ、朝晩を中心に冷え込みが強まりますので、寒さ対策は万全になさってください。
27日から28日は、前線を伴った低気圧が北日本や西日本付近を通過します。
全国的に曇りや雨で、北海道や東北、北陸では湿った雪の降る所があるでしょう。南風が入るため、日中は一時的に気温が上がります。積雪の多い地域では、なだれにご注意ください。
28日は、関東でも雨が降りそうです。
●29日以降 強い寒気がじわじわと流れ込む 年末は厳しい寒さ
29日にかけては、低気圧が通過した後に強い寒気が北からジワリジワリと入ってきます。
日本海側を中心に雪が降りやすいでしょう。はじめ雨の所も雪に変わってきそうです。
30日になると、平地で雪を降らせる目安である強い寒気(上空1500メートル付近でマイナス6度以下)が西日本までスッポリと覆うようになります。福岡や鹿児島など九州の平地でも、雪の降る可能性があります。
31日大晦日は日本海側を中心に断続的に雪で、大雪になるおそれがあります。先週のように交通が乱れることが考えられます。気象情報に合わせて、交通情報もチェックなさってください。