15日から16日は、北海道の日本海側から北陸を中心に大雪の恐れがあります。京都市内でも雪が降り、雪雲は名古屋にも流れ込むでしょう。広く厳しい寒さが、週後半にかけて続く予想です。
●14日 日本付近は冬型の気圧配置に 強い寒気が九州付近まで流入
14日は、朝までに東北付近を気圧の谷が通過するでしょう。日本付近は、次第に西高東低の冬型の気圧配置になる見込みです。上空1500メートル付近で、マイナス6℃以下の寒気が、九州付近まで流れ込むでしょう。平地で雪の目安の寒気です。
東北北部では、朝にかけて雪が降り、降り方が強まることがあるでしょう。北陸では、昼頃まで雨が降り、カミナリが鳴る所もある見込みです。次第に広く北西の風が吹き、北海道から北陸に、日本海から雪雲が流れ込むでしょう。近畿北部や山陰には雨雲がかかり、山沿いを中心に雪になる見込みです。
最高気温は、北海道や東北、北陸、九州では、真冬並みになる所が多い予想です。北陸では日中は気温が下がる一方でしょう。晴れ間が出る九州でも、10℃以下の所が多い見込みです。急に寒くなります。体調を崩さないようお気をつけ下さい。
●15日~16日 京都市内でも雪が降りやすい 雪雲は名古屋にも
15日から16日も、日本付近は、冬型の気圧配置が続くでしょう。本州付近で、特に寒気の流れ込みが強まります。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が、本州の南まで下がるでしょう。日本列島に季節風が続き、北海道や本州に、日本海から雪雲が流れ込む見込みです。北海道の日本海側や東北南部の日本海側、北陸を中心に、荒れた天気になり、警報級の大雪になる可能性があります。雪雲は山で発達しやすく、太平洋側にも流れ込むでしょう。
近畿付近では、山だけでなく、日本海で発達する雪雲の流れ込みが続く所がある見込みです。京都市内でも、雪が降りやすいでしょう。強い季節風にのって、名古屋への雪雲の流れ込みも続く見込みです。こちらの方面でも、道路状況が悪くなる可能性があります。車を運転される方は、雪が降る前に、雪用のタイヤを必ず装着して下さい。
最高気温は、広く真冬並みになる見込みです。暖かくしてお過ごし下さい。
●厳しい寒さ続く
今のところの予想では、17日にかけても寒気の流れ込みが続きます。北海道や本州に雪雲の流れ込みが続くでしょう。北海道や東北では、西風が強く、太平洋側への雪雲の流れ込みも続く見込みです。東海への雪雲の流れ込みは、収まるでしょう。
最高気温は、真冬並みの所が多い予想です。
18日から19日は、寒気は一旦、北上する見込みです。北海道や東北は、雪が続く所が多いですが、北陸の平地では雨に変わるでしょう。
最高気温は、真冬並みの所は少なくなります。それでも、全国的に平年より低いでしょう。厳しい寒さが続きます。風邪などひかないようお気をつけ下さい。