春の暖かな日差しを浴びて仙台市内の幼稚園では早くも鯉のぼりが泳いでいました。今年はいつもの年以上に子供たちの健やかな成長を願ってやみません。あすの東北は冷たい空気と入れかわり、日差しがあっても寒くなります。体調管理には一層気をつけてください。この先も気温は低めで、冬服の出番がありそうです。
●あす 東北南部ほど寒暖差大きく 風も冷たい
きょうは東北南部までは暖かな空気が入り気温が上がりました。午後1時までの最高気温は福島市で21.5℃、宮城県でも今年初めて丸森町で20℃に届きました。ただ、きょうの夕方以降は冷たい空気と入れかわります。あす朝は東北北部や内陸で0℃近くと霜が降りる冷え込みになるほか、日中も東北北部は10℃を少し超えるくらい。東北南部でも14℃前後と、きょうほどの暖かさはありません。各地で晴れますが、沿岸を中心に北よりの風が冷たく、体感温度はさらに低くなりそうです。東北南部ほどきょうとの気温差が大きく身体にこたえそうです。気をつけてください。
●東北北部 きょう夕方まで雨や雷雨
東北北部は低気圧が通過中で、雨の降っている所があります。青森県と秋田県、山形県の県境付近で雨脚が強まり、秋田県鹿角群小坂町の藤原では、正午前の1時間に7.5mmの雨を観測しました。夕方までは東北北部を中心に雨が降り、局地的には雷雨の可能性があります。夜にはやんでくるでしょう。
●冬服は手元に 土日は荒れた天気
今度の土・日は広く雨が降り、風も強まり荒れた天気になる恐れがあります。天気マーク後ろの色は予想最高気温と平年の差を表します。白や青でこのさきは日中も気温が平年並みか低いことがわかります。土・日は太平洋側を中心に日中も10℃くらいまでしか上がらない所があり、冷たい雨に。また、来週水曜日頃から山沿いでは雪の降る所があるでしょう。まだ冬服のクリーニングはまだ待った方が良いですし、仕事で峠道を走る方などは冬タイヤを履いておきましょう。