三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群が4日~5日にかけて見頃を迎えます!月明かりの心配はなく、まずまずの好条件です。各地の天気は?
●しぶんぎ座流星群 見頃の時間は?
「しぶんぎ座流星群」は、毎年年明け早々にみられる天体ショーで、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに、【三大流星群】と呼ばれています。ペルセウス座流星群、ふたご座流星群と比べて、流れ星が出現する期間が短く、極大(活動が最も活発)の時刻の前後数時間に集中します。
しぶんぎ座流星群の今年の極大(活動が最も活発)の日時は、1月4日午後5時ごろ。放射点は午前0時ごろまでは低く、未明から明け方にかけてだんだんと高くなっていくため、観測に適した時間帯は、「4日明け方」と「5日未明から明け方」となります。
極大の時刻からは大きくずれているため、流星の数はそれだけ少なくなりそうですが、今は上弦の月のころなので、月明かりに邪魔される心配はありません。今年は、空の暗い場所で1時間あたり最大20個程度と予想されています。
できるだけ、街灯などの明かりが少なく、空が広く見渡せる場所を選びましょう。
●晴天はどこ? 各地の天気
「4日の明け方頃」の各地の天気傾向がこちらです。
【北海道太平洋側、関東甲信、東海、近畿太平洋側、山陽、四国、九州】
太平洋側は広い範囲で晴れて、流れ星をみるチャンスがあります。
【東北太平洋側、沖縄】
雲が広がりやすいですが、晴れる所もありそうです。
【北海道日本海側、東北日本海側、北陸、近畿日本海側、山陰】
厚い雲に覆われ、流星観測にはあいにくの空模様でしょう。
「5日の未明から明け方」は、強い寒気の影響で、4日より雲が増えますが、
太平洋側では晴れる所が多くなりそうです。空を眺めてみてください。