ウェーク島近海で11月12日午後3時に発生した台風25号フンシェンは、きょう(18日)午前3時に南鳥島近海で熱帯低気圧に変わりました。
●南鳥島近海で熱帯低気圧に
台風25号は11月12日午後3時にウェーク島近海で発生したのち、日本のはるか南の海上を西に進み、15日には小笠原諸島近海で中心気圧が965hPaの非常に強い台風にまで発達しました。その後、日本の南の海上を東に進み、きょう(18日)午前3時に熱帯低気圧に変わりました。
●台風シーズンもそろそろ終焉?
11月に入ってから発生した台風25号。そろそろ台風シーズンも終焉を迎える頃ですが、実は12月に発生した台風もあります。統計がある1951(昭和26)年以降の台風の中で、発生日時が最も遅い台風は、2000年の台風23号で、12月30日午前9時に発生しました。次いで2014年の台風23号(12月28日午後9時発生)、1952年の台風27号(12月28日午前9時発生)という記録があります。暦の上では冬に入りましたが、南の海上では台風が発生する可能性があります。