17日(木)、釧路地方気象台でカエデ(イタヤカエデ)の紅葉が観測されました。全国の気象台で紅葉が観測されるのは、この秋初めてです。
●この秋全国で初 カエデの紅葉
17日(木)、全国でこの秋初めて、釧路地方気象台でカエデ(イタヤカエデ)の紅葉が観測されました。平年より2日遅く、昨年より3日遅い観測です。
※カエデの紅葉日とは、標本木の大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日のことです。主に「イロハカエデ」を標本木としますが、イロハカエデが生育しない地域では、「ヤマモミジ」、「オオモミジ」、「イタヤカエデ」を観測します。
●紅葉の赤は糖分?紅葉の豆知識
秋が深まり気温が下がると樹木は葉を落とす準備をはじめます。葉と枝のあいだに仕切りを作り、葉の中にできた糖分が枝のほうに運ばれなくなり、葉の中に残ります。この糖分が原料となり、赤い色素ができるのです。つまり、紅葉の赤い成分は糖分から作られているのです。
●今年の紅葉は?
今年の観光名所の紅葉見ごろ時期は、全国的に平年並みか遅いでしょう。tenki.jpでは、最新の紅葉見ごろ情報を更新しています。ぜひ、お出かけの参考にしてください。