20日(金)午後2時、気象庁は、千葉県及び伊豆諸島における気象の見通しについて記者会見を開きました。台風17号の予想進路から離れた千葉県や伊豆諸島の被災地でも、21日(土)からの3連休に影響が出る恐れがあるとして注意を呼びかけています。
●台風17号は「大型」 広い範囲で強風に
20日(金)午後2時、気象庁は、千葉県及び伊豆諸島における気象の見通しについて記者会見を開きました。
台風15号により大きな被害があった千葉県や伊豆諸島では、日本の南に延びる前線の影響で、21日(土)から雨が降る見込みです。
大型の台風17号は、21日に沖縄に最も接近し、22日(日)には暴風域を伴って九州を中心に接近。その後は、日本海を北東へ進み、温帯低気圧の性質を帯びつつ23日(月)から24日(火)に北陸や東北、北海道に接近する見込みです。関東は、台風の予想進路から離れていますが、23日頃を中心に南風が強まるでしょう。
気象庁は、前線及び台風17号により、この地域では大雨警報や暴風警報を発表する可能性は低いですが、23日(月)にかけて断続的にやや強い風が吹き、雨が降るため、復旧活動にあたっては十分留意するよう呼びかけています。