tenki.jpでは何度もお伝えしていますが、この先にはこの冬になって一番強い寒気が控えています。関東地方は平野部を中心に冬晴れの日が多くなりますが、厳しい寒さが続く見込みです。
●年末年始 今冬になって一番強い寒気
あすの夜から連泊で、この冬になって一番強い寒気団がご予約です。
【関東の天気傾向~1月2日(水)にかけて~】
あす27日(木)の気圧配置は冬型に変わって、28日(金)からも大まかに見ると連日のように冬型の気圧配置が予想されます。このため関東地方は、平野部では晴れる日が続くでしょう。空気の乾燥した状態が続きますので、火の取り扱いにはくれぐれもご注意下さい。帰省や旅行などで長く家を空ける機会がある方は、お出かけ前に大事な荷物チェックとともに火の元の確認もなさって下さい。
【関東の気温傾向~1月2日(水)にかけて~】
あす27日(木)の気圧配置は冬型に変わってきますが、平地でも雪を降らせる目安になる寒気は、いったん北に位置するでしょう。しかし、あすの夜あたりからは徐々に南下して、関東地方をおおう見込みです。少なくとも1週間は居座ることを予想している寒気団です。
あすの最高気温は、10度から12度でまだ寒気団がやってきたというイメージはありませんが、28日からは10度以下の日が続く見込みです。5度を少し上回るくらいの所もあるなどです。tenki.jpで「真冬並み」と表現しているのは、平均的に一番気温が下がりやすい1月下旬頃から2月上旬頃をさしますが、この1週間はそれに相当します。
冬の晴天日は、最低気温が日の出頃に観測されることが多いのですが、各地とも毎朝氷点下の寒さになりそうです。ふだんは都市化の影響で、なかなか冷えない東京都心ですが、年末年始は氷点下…つまり冬日なる可能性もあります。
冬晴れと寒さの年の瀬そして年明けになりそうです。スキーやスノーボードが趣味の方には、嬉しい寒さですね。