赤楚衛二(30)上白石萌歌(24)らが9日、都内で映画「366日」(新城毅彦監督、10日公開)公開前夜祭に登壇した。
映画は沖縄県出身のバンドHYの名曲「366日」からインスパイアされたラブストーリー。沖縄と東京を舞台に、好きな音楽をきっかけにひかれ合ったふたりが、それぞれの夢を追って、別れと再会を繰り返しながら成長していく様を描く。
主演の赤楚は冒頭「三流芸能人の赤楚衛二です」とあいさつ。元日に同映画の宣伝をかねて出演し、苦い結果となったテレビ朝日系「芸能人格付けチェック」での自虐をふまえて会場を和ませた。一緒に出演した上白石も「同じく三流芸能人の上白石萌歌と申します」と流れに乗り、Hey!Say!JUMP中島裕翔(31)は「映す価値なしの芸能人の中島裕翔です」と続けて笑わせた。そこに新城監督も「一流監督の新城です」と乗っかるなど、チームワークの良さをにじませた。
HYが歌う同作主題歌の「恋をして」はHYの名曲「366日」のアンサーソング。赤楚は「『366日』が16年越しに形になってお届けできるのはありがたい事だなって思いますし、アンサーソングができるって事で本気で良い物を作らないといけないなって腹をくくって作り上げた作品」と打ち明けた。「いま一度、愛というものと向き合う映画になっていると思うので、自分と重ね合わせて何度でも見てくれるとうれしいです」と願いを込めた。新城監督は「いろいろな愛の形が描かれていて、それを通しての人の温かさや優しさを感じ取っていただけたらうれしい」と呼びかけた。