上川地方の幌加内では昨夜(23日)から断続的に雪が降り、今日(24日)午前5時に積雪が313センチに達し、道内では観測史上最大の積雪になりました。これまでの記録は1970年3月25日に後志地方の倶知安で312センチでしたが、48年ぶりに更新しました。
●さらに積雪が増える可能性も
今日(24日)の道内は、次第に冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込みます。このため、日本海側北部を中心に雪が降りやすく、幌加内など上川北部ではさらに積雪が増えそうです。明日明け方までの24時間に降る雪の量は、上川や留萌地方など多い所で40センチの大雪になる見込みです。大雪による交通障害や、一気に雪の積もった所などではなだれに注意が必要です。
また、今日(24日)午前8時頃、宗谷北部や利尻礼文、留萌地方の暴風雪警報はすべて解除されましたが、ピークが過ぎても油断は禁物です。引き続き日本海側北部の沿岸などでは吹雪や地吹雪による交通障害にも注意してください。