気象庁は14日、2017年7月の世界の月平均気温を発表しました。平年より0.41度高く、1891年の統計開始以来、2番目に高い値となりました。5月、6月は3位でしたが、7月は再び2位となりました。
●統計開始以来、再び過去2位の高い値に
2017年7月の世界の月平均気温は平年(1981~2010年)を0.41度上回りました。この+0.41度は1891年の統計開始以来、2016年に次いで、2番目に高い値です。
【これまでに平年より高かった年の1~5位】
①2016年 +0.43度
②2017年 +0.41度
③2015年 +0.38度
④1998年 +0.30度
⑤2014年 +0.28度
7月の月平均気温は上昇傾向が続いており、長期的には100年あたり約0.69度の割合で上昇しています。
なお、世界の月平均気温は2016年12月から4月までは5か月連続2位でした。5月と6月は3位でしたが、7月は再び2位となりました。