11日(日)は、九州は梅雨前線や低気圧の影響で、大雨の恐れがあります。一方、関東は安定して晴れるでしょう。
●九州は滝のような雨も
11日は、梅雨前線が西から延びて、前線上の低気圧が朝には九州南部付近に進む見込みです。この前線や低気圧に向かって、湿気たっぷりの暖かい空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるでしょう。九州は南部を中心に雨が降りそうです。午前中は局地的に雷が鳴ったり、傘が全く役に立たないほど非常に激しく降るでしょう。短い時間で道路が冠水してしまう恐れもあります。落雷や突風、短い時間に非常に激しく降る雨にご注意ください。中国や四国は昼前後まで雨が降りやすいですが、大雨になることはないでしょう。
●前線は北上せず
梅雨前線は次第に東へ延びてきますが、北上することはなさそうです。近畿は南部で雨雲のかかる所があるものの、降り方は弱いでしょう。東海や関東は、前線が南に離れて予想され、低気圧からも遠いため、雨は降りません。東海は雲が多めながら、時々日差しが届きそうです。関東は晴れて、お出かけ日和でしょう。にわか雨もなさそうです。強い日差しが照りつけますので、帽子や日傘などで、紫外線対策をしてください。予想最高気温は26度前後の所が多く、梅雨の時期としては、比較的空気がカラッとしそうです。木陰に入ると、風が心地よく感じられるでしょう。数日前までは11日の関東は、梅雨前線の影響で雨が予想されていました。それが、だんだん前線が南に離れ、晴れる方向に変わってきたのです。梅雨時期は前線の動き次第で、天気が変わってきます。予報はこまめにチェックしてくださいね。