札幌では、昨日(11日)は日付が変わってから朝までに10センチくらいの雪が降りましたが、日中には全て解けてしまいました。昨日解けた雪が、建物の陰になる所では凍結して滑りやすくなっていますが、日の当たる場所では乾いた路面になっているなど、市内でも場所によって路面状況が大きく異なっている状況です。この先一週間も、変わりやすい路面状況が続く見込みです。
●今週も変わりやすい路面状況に
この先一週間の道内の最高気温は3度前後と、ほぼ平年並みで経過する所が多くなります。札幌も日中の最高気温は、次の土曜日にかけて4度前後で経過します。雪解けは、この先もしばらく順調に進みますが、朝晩は氷点下の気温になります。日中に解けた雪が、朝晩に凍結するなど、時間帯によって変わりやすい路面状況となる日が続きます。車を運転する方は、路面が一部乾いているように見えても、油断しないようにしましょう。
●積雪が0でもスリップに注意
室蘭など、積雪が0の地域でも、まだまだスリップ事故には注意が必要です。朝晩に0度くらいまで気温が下がると、路面には霜が降りやすくなります。霜が降りた路面も、凍結路面と同様に滑りやすい路面です。日中は乾いた路面になっている所も、朝晩は霜が降りて滑りやすい路面に変わっていることもありますので、周りに雪がなくなってきている地域の方も、しばらくは注意が必要です。