
<ドジャース-マーリンズ>◇28日(日本時間29日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場し、3試合連続安打&今季7個目の盗塁を決めて先制点をもぎとった。
初回の第1打席でマーリンズ先発エドワード・カブレラ投手(27)の4球目143キロスライダーを捉えて右前に運んだ。
続く2番ベッツの打席の4球目で二盗。今季7個目の盗塁を決めた。さらにベッツの中飛で三塁へタッチアップ。足を使って先制のチャンスを拡大すると、3番フリーマンの中前打で悠々と先制のホームを踏んだ。
1点リードで迎えた3回無死一、二塁の第2打席では、カウント3-1から外角に外れたボールを見送って四球。次打者ベッツの左前適時打で、二塁へ進塁した。だが、なおも無死満塁から後続が続けず、ビックイニングとはならなかった。
4回には9番ロハスが2死三塁から左翼線への適時二塁打で3点目。続く大谷は、カウント3-2から6球目外角低めカーブを見極めて四球。後続が続かず得点には結びつかなかった。
同点に追いつかれた直後の6回、第4打席では3打席連続の四球で出塁。無死一、二塁と勝ち越しのチャンスをつくったが、2番ベッツが右飛、3番フリーマンが一併殺に倒れて好機を生かせなかった。
同点の8回1死一塁で迎えた第5打席では、4番手右腕ティノコの初球スライダーをファウル。ボール球を2球見送り、内角の136キロスライダーに2球続けて空振り三振。2番ベッツも空振り三振で、この回も無得点に終わった。
ここまで「右前打、四球、四球、四球」で4打席連続出塁も、5打席目でついに途切れた。
この日は日本文化にスポットを当てる「ジャパニーズヘリテージステージナイト」にちなんで、「背番号17」が日本語でアナウンスされた。