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博多に春の訪れを告げるシロウオ


●きょう日中は春の訪れを感じる暖かな日ざし

福岡市を流れる室見川では博多に春の訪れを告げるシロウオ漁が始まりました。

春告草といえばウメ、春告鳥といえばウグイスやメジロですが、春告魚は地域によって異なります。

博多では産卵のため、海から川を遡るシロウオでこの漁が始まると春の訪れを感じます。


●シロウオとシラウオ


よく混同されるのがシロウオとシラウオです。

博多の春告魚シロウオは白魚、あるいは素魚と書く体長数cmのハゼ科の小魚です。中が透けて見えるほど体は透明で、生きたまま食べるおどり食いや天ぷら、椀だねにして味わいます。海水温と河川の水温が同じとなるこの時期に産卵のため、川を遡ります。シロウオ漁は西日本で広く行われますが、室見川が特に有名でダツと呼ぶ簗(やな)を川の中に設置し、満ち潮とともに遡上するシロウオを集めて捕まえます。

一方、東京湾などで取れるのはシラウオ(白魚)で「白魚のような手」に例えられるシロウオ科の魚で佃煮などで味わいます。


●この先は春の周期変化


きょうの最高気温は福岡市は14.3度、熊本市は14.9度、鹿児島市は15.8度など平年より1度から2度高く、日ざしの下では暖かく感じました。

あすの九州は移動性高気圧に緩やかに覆われて春の日ざしが続くでしょう。

穏やかに晴れるため、朝晩は内陸部を中心に放射冷却で冷え込みますが、日中は3月中旬並みの暖かな陽気となるでしょう。

ただ、天気の移り変わりははやく、3月1日(水)は下り坂へ向かうでしょう。

低気圧や前線が通過する2日(木)は雨で突風など一時荒れ模様の天気となる恐れがあります。

3日(金)から4日(土)は再び晴れますが、気圧の谷が通過する5日(日)は再び天気が崩れる可能性があるでしょう。

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