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【侍ジャパン】長谷川信哉に渡部聖弥…西武の若手たち躍動の原点にミスターライオンズの熱き思い


【写真】日本対ロッテ 1回裏日本2死一塁、長谷川信哉は左越え2点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

侍ジャパンで西武の若獅子勢が光った。ベテラン栗山が引退し、渡部聖弥外野手(24)や長谷川信哉外野手(24)らへの世代交代が進む。転機は24年、91敗の屈辱的敗北を喫した年の5月末にある。黒星が重なり、GMの渡辺久信氏(61=現・日刊スポーツ客員評論家)の監督代行兼任が決まった。

要職の人物が振り返る。「あの頃、ベンチ内には課題が多かったです。雰囲気は重いし、意思疎通もうまくいかない。それが渡辺さんがベンチに入って変わった。本当に変わりました。お客さんのために、という熱さに選手が応えました。今年は2位まで来ましたが、全ては渡辺さんのベンチ入りから始まったと思っています」。長谷川や滝沢夏央内野手(23)ら若手が登用され、そのオフには強打の渡部も獲得。コーチの外部招聘(しょうへい)も進んだ。28年の西武ライオンズ100周年へ上昇気流にある。

91敗は編成の責任でもあり、渡辺氏は24年オフに引責退団した。評論の仕事で今もたまに球場を訪れる。10月のある日、栗山との対談後に長谷川を見つけた。「おう、ハセ!」。若き主軸の目が輝く。「育成選手の最多本塁打だって? おめでと!」。「ありがとうございます、GM!」。長谷川は「僕にとってはずっとGMなので」とたくましい表情で感謝した。【金子真仁】

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