
米球界挑戦を表明している横浜の最速157キロ右腕、織田翔希投手(18)が5日、フィリーズ、メッツとの面談に臨んだ。米球団との交渉は、前日のレンジャーズに続き、2、3球団目となった。
フィリーズはこの日、大塚虎之介スカウトら3人が同校を訪問。メッツもジェームズ・カン国際スカウト部長、トム・フライシュマン・アシスタントディレクターら3人が訪れ、面談後には織田の練習を視察した。
メッツのスカウト陣は面談後、報道陣の取材に応じた。一問一答は以下の通り。
-今日は面談でどのくらいの時間お話しされたのでしょうか
1時間15分ほど話しました。
-直接話してみて、織田選手の印象はいかがでしたか
大変感銘を受けました。話すのがとても上手で、自分が思っていることをしっかり言葉にして話せる子だなという印象を受けました。
-改めて選手としての評価やどのようなところを高く評価されているか教えてください。
国際大会などの大きな舞台や非常に高いレベルの場面で何度も活躍してきた実績があり、それ自体が素晴らしいスキルのひとつだと思っています。日本人選手として非常に魅力的でスケールが大きい投手だと評価しています。
-面談の中で織田選手から聞かれた言葉や質問で、印象に残っていることはありますか
アメリカの野球に対して非常に強い関心や好奇心を持っており、「もっと知りたい」という探究心が強く伝わってきたことが印象的でした。
-今日の面談では、待遇や具体的な契約条件などの話もしたのか
いいえ、条件面のお話はしていません。今回はお互いのことを知ってもらうための顔合わせ・紹介がメインでした。織田選手のご家族もいらっしゃっていたので、私たちの組織(メッツ)が提供できる環境やチームの魅力についてお話しさせていただきました。
-メッツとして、織田選手に対してアピールできる強みやポイントはどんなところですか
アジアの選手では今は千賀しかいないので、アマチュアに関してもすくないので、もっと広げていきたいというのがあります。投手育成の面において、生え抜きの選手を自前で育て上げる育成能力には非常に大きな自信を持っています。織田投手にとっても非常に適した環境であることをアピールしました。
-投手の育成面に自信を持っているというアピールに対して、本人(織田選手)はどのような反応をしていましたか
とても興味津々な様子で真剣に聞いてくれました。今後どのように彼を育てていきたいかという具体的な話についても、多少させていただきました。
-日米で争奪戦となる中で、本日の面談を踏まえた感触や手応えはいかがですか
多くの日本人選手がアメリカで成功している中で、織田投手のような高校生トップレベルのアマチュア選手が渡米してキャリアを築くことに興味を持ってくれていること自体が非常に素晴らしいことです。直接本人から色々な話を聞くことができ、とても有意義で良い面談になりました。
-将来的には、織田投手をどのようなピッチャーとしてイメージされていますか
もちろん先発ピッチャーです。今後の成長や身体・体形の変化、腕の振りなどの成長過程にもよりますが、球種をさらに磨いていけばどんな素晴らしいピッチャーになるのか、スケールも大きいですし非常に楽しみにしています。
-織田選手が10月中旬にアメリカ球界への挑戦を表明した後、日本のドラフト会議で読売ジャイアンツが指名を行いましたが、メッツ側としてはどう感じられましたか
ジャイアンツ側の指名については想定していませんでした。ただ、ジャイアンツは球団として最善の選択をしたわけですし、最終的にどの道を選択するかは織田投手自身が決めることです。彼の決断を尊重します。
-球団として織田投手に目をつけ始めたのはいつ頃からだったのでしょうか
昨年(2025年)の春のセンバツ(甲子園)からです。そこから約2年弱、彼の成長を追い続けてきました。
