
<明治安田J2:湘南0-1鳥栖>◇3日◇第15節◇レモンS
サガン鳥栖が2試合ぶりの劇的勝利を挙げた。2分け5敗だった今季アウェーでは、8試合目で待望の初勝利。
両軍無得点で迎えた後半40分、途中出場のFW合戸(ごうと)晴矢(22)が、FW塩浜のスルーパスに抜けだし、相手守備2人にはさまれながら、右側に動いて技ありゴール。これが決勝点となった。
通算6勝2分け7敗の勝ち点20とし、前節13位から12位に浮上。
福岡大4年生の合戸は、同じくMF芳野凱斗(21)とともに、27年から鳥栖入団が決まっているが、現在は大学に籍を置きながら特別指定選手としてJリーグでプレーしている。
その中で合戸は今季、開幕からここまで出場した10試合全てで途中投入され、3点目。
小菊昭雄監督(51)は記者会見で「この場をお借りして、福岡大学の選手たち、合戸、芳野、彼らも公式戦があった中で、昨日(2日)福岡から飛んできてくれました。彼らもコンディションが大変だと思いますが、その状況の中で彼らを送り出してくださった福岡大学の監督、そして関係者の皆さんに感謝の、お礼の気持ちをお伝えしたいと思います」と述べている。
特別指定の選手がJリーグで活躍することは珍しくないが、既にチームの主力級になって奮起する姿に、会見での異例の感謝の言葉になったようだ。
SNSではサポーターの「鳥栖から湘南まで応援に来たかいがあった~」という心の叫びに加え、福岡市出身の合戸に「九州男児は熱い。大学生でJ2得点王になってほしい」など喜びの声が届いていた。
