
MLBが、球団の総年俸に上限を設けるサラリーキャップの導入を2028年まで遅らせる案を選手会側に新たに提案したと、ESPN電子版など複数の米メディアが3日(日本時間4日)、伝えた。
各球団に、導入までに時間的な猶予を与え、2028年からは総年俸の上限を2億5820万ドル(約413億円)、下限を1億8020万ドル(約288億円)とする。現状ではこの下限に達していない球団が12あり、上限を超えている球団が8あるという。全球団が上限と下限の範囲に収めると、MLB全体で総年俸が1億800万ドル(約173億円)増となるという。
また最低年俸については、マイナーで2年以上プレーした選手は100万ドル(約1億6000万円)、マイナー経験2年未満の選手は90万ドル(約1億4400万円)とするなどの提案も行った。
これに対し、選手会側は導入を1年遅らせたとしても同じことだと主張し、あくまでもサラリーキャップの導入を拒否する考えであるとの声明を発表。現在の労使協定は米東部時間12月1日午後11時59分に失効し、それまでに労使交渉がまとまらなければロックアウトの可能性がある。
