
プロ野球の発展に寄与した野球人を表彰する第50回「正力松太郎賞」の選考委員会が4日、都内で開かれ、ソフトバンク小久保裕紀監督(55)が2年連続で受賞した。
就任3年目の今季は福岡移転後初となるリーグ3連覇、2年連続日本一を達成した。シーズンではライバルと予想された日本ハムを相手に18勝5敗2分けと圧倒。クライマックスシリーズも今季からの新ルールで2位西武、3位日本ハムとも10ゲーム差以上の差をつけ、アドバンテージ2勝を得た。
CSファイナルSでは日本ハムとの対戦も無傷の3連勝で突破。日本シリーズは貯金2でセ3位のDeNAと貯金42でパ・リーグ覇者という24年とまったく同じ数字で再戦。今度はDeNAの下克上を許さず、4連勝。ポストシーズン7連勝で頂点へとたどり着いた。
投手では、いずれもシーズン12勝した前田悠伍投手(21)、松本晴投手(25)、野手では1番に固定し28本塁打の正木智也外野手(26)、22盗塁の遊撃手庄子雄大内野手(24)など若手が台頭。けが人も少なく近藤健介外野手(33)、栗原陵矢内野手(30)がともに100打点を超え、ここ2年故障に泣かされてきたチーム最年長柳田悠岐外野手(38)もフルシーズン乗り切り打率も3割を超えた。
チームを若返らせながらもベテラン、中堅、若手とバランスよく起用し、他球団を寄せ付けなかった。
◆正力松太郎賞 日本のプロ野球の発展に功績を残した正力松太郎氏を記念し、1977年(昭52)に制定。プロ野球界に貢献した監督、コーチ、選手、審判員を対象に、選考委員が選出。賞金500万円、特別賞は300万円。
