
九州場所(8日初日、福岡国際センター)に向けて、東前頭7枚目の若元春(33=荒汐)が3日、福岡・須恵町の荒汐部屋で調整した。左脚のけがから復帰した弟の十両若隆景(31)と申し合い稽古で対戦し、2戦2敗だった。
前日は、時津風一門の連合稽古に参加し、大関霧島(音羽山)らと相撲を取った。この日は若隆景、幕内大青山、十両丹治らと9番取って5勝。「昨日は連合でしっかりやって、大関ともやった。今日は様子を見ながらだったけど、思ったよりできた」と振り返った。
7月に大腿(だいたい)コンパートメント症候群で緊急手術を受けた弟が復帰し、この日は申し合い稽古でも顔を合わせた。立ち合いから一気に押し込まれる場面もあり、けが前から「変わらない」と力強さに舌を巻いた。「思ったより回復も早い。本人の努力も絶対あると思う」と口にした。
自身は、9月の秋場所で10勝を挙げた。24年九州場所以来11場所ぶりに2桁白星を手にしたが「結果は結果。別に2桁勝ったから調子がいいとかはあんまりない」と冷静さを保つ。「今場所も自分らしい相撲をしっかり取り切ることを意識して、それが結果につながれば」と意気込んだ。
