
阪神は10月31日、秋季キャンプに向けて空路高知入りした。藤川球児監督(46)は来季に向けての戦力見極めを明言。来春キャンプでは就任後初めて「1、2軍」の呼称を使ってふるいにかける。
藤川監督の一問一答は以下の通り。
-フェニックス参加組も合流して秋季キャンプへ
「ほとんどみんな見ているはずですけどね。来年につながるようになればな、というところはあります」
-2月に向けた大事な3週間になる
「そうですね。見極めにはなりますけどね。練習に取り組む姿勢。そういうものが1軍からスタートできるかどうかという見極め。担当コーチたちが見ていると思います。その辺り頑張ってもらえたらと思うし、あとは野球選手を続けていくうえで、この秋から次の春までというのは非常に大事になる。その辺りは打撃でいうと坪井コーチ。現役の時から非常に練習量を培ってきた方ですから、練習の仕方等を教えていただきたい。そこは坪井コーチに期待するところですね」
-見極めは1年間ずっとやっていることだと思うが、秋季キャンプは大事
「27年春のキャンプに関してはそういう風なとらえ方をしています。いわゆる2年目の選手になりますので、今年入団した選手は。そのほとんどは1軍の舞台をある程度経験していますから。(春は)1軍、2軍、別のキャンプになりますから。その舞台に最初に挑戦権を得るような選手層になってきますからね。それはこの2年間かけて春先に選手をある程度起用しましたので。そのあたりが来年の春、1軍メンバーと一緒になって挑戦できるのか、磨き直して2月からやっていくのかという見極めになりますね」
-就任以来春季キャンプは宜野座組、具志川組で区別していたが
「就任の時はかなり実力差があったので。固定メンバーでしたから、それがずっと続くと戦力差が開いてきますので、キャンプから混ぜて。それからオープン戦でもミックスして4月、5月までそれを頑張るというところで、どこに向けて若い選手が練習すればいいのかというのをやっていました。1年ないし2年間はそこから悩みのシーズンに入るんですけど、その間に野球選手として必要な鍛錬とか日々続けること、気持ちの浮き沈みがないようにしなければいけないとかいうことを学んでもらう期間にあてたので。それをここにいる選手たちはほとんどそこにあたってますから、何とか首脳陣それぞれの目に届くような取り組み。諦めない姿とか、最後まで走りきるとか、最後までボールを追うとか、その姿を。4月、5月で成績落としてファームに行った形ではなくて、8月、9月、10月で大山のようにどんどん勝負強くなってくるというのを(求めている)」
-質を求めつつ量をこなす
「質はいいです。量ですね。惰性の力で集中力をどれだけ保てるか。惰性の力で体が動いてくるかというのは、この秋でしか出来ませんから。その姿を見て、春にその姿があるのかどうかを見ながら。ヘッドコーチ、各担当部門のコーチが全て見ていくと思うんですけども」
-来春は1、2軍キャンプという呼び方にする
「それと調整組とありますけどね。両方使いますけど、基本的にはそうなると思います。まだハッキリとは言えませんけどね。なかなかたくさんのメンバーを連れていくことが出来なくなると思います。似たようなキャリアの選手が増えてきましたから。これはいいことで、ここからそこがふるいにかかってくるということですからね」
-1、2軍の入れ替えは多くなるか少なくなるか
「入れ替えられるということは、この秋のキャンプでも浮き沈みがあったりする選手。それは調子を落とすでしょうから。そのタイミングで降りることになるだろうし、ずっとやり続けられる選手というのはそういうところがないですから。雑みが消えますから。若いうちは特にこういう風になりますから、それを見ながらになると思います。まぁまぁ練習量は、こなせるとは思いますけどね」
