
阪神は30日に来季のコーチ陣容を発表した。藤川球児監督(46)の3年目は、配置転換に新任コーチも多数。さらに、福原忍氏(49)が新設された巡回投手コーディネーターの役職に就いた。
藤川監督には明確な狙いがあった。ビジターでチームが遠征に出ている際は、そのカードに先発しない投手は残留して調整することが多いが、なかなか目が届かなくなってしまう。
「今シーズンはたくさんの投手が遠征に同行して、技術の磨き直しをこちら(遠征先)でやっていたというのはありまして。先発調整の中にそういう担当の、経験のあるコーチが必要だった」
福原コーディネーターは、24年まで投手コーチを務めるなど経験も豊富。そして、悩む若手の手助けも期待している。
「若い選手、なかなか不調に陥った選手が戻ってこなかったというのは、メカニックを改善してゲームにつなげていく技術コーチというところが、現状であれば遠征に出掛けてしまって、いない状態だったというところが組織の改善ですね。やはり指導歴がないとできないポジションですから」
指揮官が「組織図の中で言うと、横に一つ離れたポジション」と話す特別なポジション。最強投手陣の底上げへ、大事な1人が加わった。
