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独裁者ムソリーニのひ孫「ロマーノ」がセリエA初ゴール、5連勝のラツィオは単独首位


【写真】ラツィオのガットゥーゾ監督(2026年10月18日撮影、ロイター)

<セリエA:サッスオロ2-6ラツィオ>◇27日◇第9節◇マペイ・スタジアム

ガットゥーゾ新監督率いるラツィオが、アウェーでサッスオロを6-2で下し、5連勝で暫定ながら単独首位に立った。

2-1の前半16分、かつてイタリアの独裁者だったベニート・ムソリーニのひ孫にあたるDFロマーノ・フロリアーニ・ムソリーニ(23)がセリエAで初ゴール。左からのグラウンダーのクロスをスライディングで押し込み、ネットを揺らした。当初はオフサイドと判定されたが、VARでゴールが認められると、喜びを爆発させた。

ラツィオの下部組織出身のサイドバックで、ユニホームの背中には姓ではなく「ロマーノ」。待望の1部リーグ初ゴールに「信じられない気持ち。本当にほしかったゴール。たくさんのファンの前で決めることができてうれしい」とコメントした。

独裁者ムソリーニは1934年のワールドカップ(W杯)イタリア大会でファシスト政権を世界にアピールするための道具にするなど、サッカーとは無縁ではなかった。だが、AP通信によると、ロマーノ本人は政治にはまったく興味がないという。

昨季9位だったラツィオは今季、元イタリア代表MFの「闘犬」ガットゥーゾ監督が就任し、開幕から8勝1分けと無敗をキープ。ロマーノは「監督が私たちに落ち着きをもたらしてくれている。まるで魔法のよう。雰囲気がよく、ピッチに立つのが楽しい」と好調の要因を説明した。

クレモネーゼへの期限付き移籍から復帰して主力として活躍。「ラツィオの選手たちは一流。監督は攻撃面で私たちに多くの自由を与えてくれ、それが報われている」という。

「僕の姓は他の人たちにとって重たいものでも、僕にとって問題となったことはない」。その血筋が注目を集めるが、一人のサッカー選手として評価を高めている。

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