
<高校野球秋季関東大会:横浜10-6健大高崎>◇27日◇決勝◇上毛新聞敷島
横浜(神奈川2位)が今夏の甲子園で準優勝した健大高崎(群馬1位)を10-6で破り、2年ぶり5度目の優勝を果たした。両校合計23安打、16得点の乱打戦を制した。11月19日開幕の明治神宮大会(神宮)に関東代表として出場し、21日の準々決勝で、仙台育英(宮城)と九州地区代表の勝者と対戦する。
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優勝の瞬間、マウンドに駆け寄る横浜ナインとは裏腹に、村田浩明監督(40)の表情は引き締まったままだった。閉会式前には選手たちを集め、ベンチ前で熱弁を振るった。「関東代表として出場する神宮大会は、今のままじゃ恥ずかしい思いをするぞ」。指揮官の訴えかけに、ナインたちは真剣な表情で耳を傾けた。
2年前と同じ顔合わせとなった決勝戦。エース小林鉄三郎(2年)が初回に先制を許すも、すぐさま2本の適時打で逆転。その後3-3と同点に追いつかれるも、5回2死一、二塁で脇山魁音(かいと)捕手(2年)の左越え3ランで再び勝ち越し。さらに得点を積み重ね、打ち合いを制した。村田監督は「取られたら取り返すという野球ができたことが勝敗を分けた」とうなずいた。守備面ではミスが目立ち、失策は相手より多い3つを数えた。「川上や田島とかやんなきゃいけない選手がミスしてると、やっぱ弱さが出るのも体感できた」と課題を挙げた。
準優勝に終わった神奈川大会後には4日間練習を行わず、選手、指導者が膝を突き合わせ話し合いを重ねた。己を見つめ直し、どうやったら勝てるかを突き詰める。全国屈指の強豪校は日々アップデートを繰り返している。
主将の川上慧内野手(2年)は「もっと、もっといいチームにできると思っています。満足することなくやっていきたい」。2年ぶりに帰ってくる明治神宮大会でどんな姿を見せるか-。早くも楽しみになってきた。【平山連】
