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【高校サッカー】常葉大橘 粘り強い守備で準々決勝進出 DF池田大峨主将「今年の代は勢いが」


【写真】常葉大橘対藤枝明誠 試合後、応援団と喜びを分かち合う常葉大橘の選手たち

<全国高校サッカー静岡県大会:常葉大橘2-0藤枝明誠>◇25日◇決勝トーナメント1回戦◇藤枝総合運動公園陸上競技場ほか

常葉大橘が藤枝明誠を2-0で撃破し、8強に駒を進めた。DF池田大峨主将(3年)を軸とした守備で粘り強く戦うと、後半の2得点で勝利。同校が所属する県Aリーグから、1つ格上となるプリンスリーグ東海勢の一角を崩した。藤枝東は、浜松工に5-0と順当勝ちした。準々決勝は、31日にIAIスタジアム日本平と草薙総合運動場陸上競技場で行われる。

   ◇   ◇   ◇

時折、激しく降った雨が、歓喜のシャワーに変わった。常葉大橘が2点をリードして迎えた試合終盤。後半追加タイムの5分も藤枝明誠の攻撃に耐え、終了の笛が鳴り響いた。新井裕二監督(43)は「よくやってくれた」と目を細めた。選手たちも、ピッチサイドで盛り上がる応援団と一緒に喜びを分かち合った。

格上相手にも臆することはなかった。チームは1月の新人戦でプリンス勢の富士市立、東海大静岡翔洋をいずれも1-1からのPK戦で連破。4強入りした。池田主将は「今年の代は勢いがあって、チャレンジャーとして格上に挑む方が得意。今回も対戦が決まってから『やってやろう』という良い雰囲気で準備ができた」。この日も自信をもってピッチに立った。

0-0としぶとく試合を運ぶと、後半7分だった。左クロスに試合途中からFWにポジションを移したMF小柳希碧(2年)が反応。171センチと小柄ながら「ジャンプ力には自信がある」と、GKの上から頭でたたき込んだ。同24分にはカウンターからDF秋山奏太(2年)が豪快な右足ミドルで続き、シュート10本を浴びながらも完封した守備陣にゴールで応えた。

勢いがつく勝利を挙げたが、12年以来14年ぶりとなる全国選手権を目指す戦いは道半ば。池田は「ここは、まだ通過点。またチームで良い準備をして次もプリンスを食いたい」と表情を引き締め直し、東海大静岡翔洋と戦う準々決勝に視線を向けた。【前田和哉】

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