
<明治安田J1:鹿島2-3柏>◇第12節◇24日◇メルスタ
鹿島アントラーズがホームで柏レイソルに2-3で逆転負けを喫し、首位FC町田ゼルビアとの勝ち点差が7に広がった。
前半14分、FW徳田誉(19)が4試合ぶりのスタメン起用に応える先制点。ペースを握ったが、徐々に押し込まれて同35分に追いつかれ、追加タイム1分に逆転された。
後半開始から反撃に向けて勢いよく入ったが、同14分に自陣でボールを奪われると、最後は日本代表GK早川友基(27)が正面のシュートをキャッチしきれずに3点目を失った。終盤にFWチャブリッチ(32)が1点返したが、及ばなかった。
昨季優勝争いを繰り広げたライバルとの重要な一戦に敗れ、ダメージは大きい。早川は「試合全体を通して簡単に失点しすぎだったというシーンだった。ゲーム内容的には自分たちもやりたいサッカーをできてた中だったのでもったいなかった。後半またスイッチ入れて、切り替えて、攻撃に移れているシーンで、オレのミスで、またチームが苦しい状況になってしまったのは本当に申し訳ないなと思います」と悔やんだ。
3点目のシーンについては「シンプルにキャッチにいったんで、それでちょっと抜けちゃったっていう感じだった」と状況を明かした。
雨の影響でボールは滑りやすくなっていた側面はもちろんある。「映像とか見たんですけど、そんなにバランスが悪かったとかでもなかったので。逆に言えば、手前に落としてダブルキャッチすれば、良かったなというところと、もちろんもう結果論なんで、何とでも言えるんですけど」と後悔は尽きなかった。
止めればヒーローだが、1つのミスが命取りになるGKというポジション。今季は12節を終えてすでに21失点を喫している。昨季は31失点に抑えてリーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。その重みは誰よりも分かっている。「ある意味、醍醐味(だいごみ)というか、責任感、ゴールを守る難しさというのは自分自身も感じてますし、またこれを機に自分をもう1回見つめ直すというか、着実に1個1個やってくということは大事だと思いますし、こだわっていきたいなと思います」と決意を込めた。【佐藤成】
