
<プロ野球ドラフト会議>◇22日
阪神から4位で指名されたヤマハ相羽寛太内野手(24=静岡)にとって、悲願の吉報となった。21年に入社。指名解禁となった23年から毎年、調査書が届きながら指名漏れしてきた。“四度目の正直”で届いた指名の報。「3度目の指名漏れを経験してから、自分の中では『ないだろうな』と思って待っていた。本当にうれしい」。浜松市内の本社で臨んだ会見では、自然と表情が緩んだ。
遊撃が本職。安定した守備に定評がある中で打撃も年々、向上させてきた。25年の都市対抗で首位打者を獲得。今月のJABA伊勢大会でも本塁打を放つなど、長打力も備わってきたことを示した。「パワーやコンタクト率を意識してやってきた。諦めずに積み重ねてきたことが、一つ報われたのかなと思う」。悔しい経験を糧に続けてきた努力が、夢への扉を開いた。
阪神の印象について「リーグ優勝もして、ファンの方々も熱いチーム」と語った相羽。続けて「1年目から勝負しなければいけない年齢。活躍している同年代の選手に負けないぐらい、ガツガツやっていきたい。まず守備で貢献した上で、打撃でも少しでもチームの力になりたい」と言った。自覚を持ってプロの舞台に挑む。【前田和哉】
