
<プロ野球ドラフト会議>◇22日
ヤクルト1位指名の東京ガス・藤沢涼介外野手(24=横浜国大)が池山隆寛監督(60)への弟子入りを志願した。「非常に高い評価をいただいてびっくりしています。弧の大きなスイングと広角に打てるところが自分の強み」とし、「池山さんはすごいホームランを打たれていた。いろいろ教わりたい」と話した。
佐野日大では甲子園出場なし。現役で横浜国大理工学部に合格し、神奈川大学リーグでは通算13本塁打。3年秋には横浜スタジアムの左翼後方にある看板を直撃する満塁弾を放ち、一躍注目を浴びた。国公立大出身の選手が1位指名されたのは、1996年のオリックス杉本友投手(筑波大)以来、史上2人目だ。
「高校で基礎をつくり、大学、社会人で考える野球を学びました。課題に対して仮説を立て、実行してみてどうなのかということを繰り返すことが結果につながった」。P(計画)D(実行)C(検証)A(改善)でつかんだプロの道。「1年目から通年活躍するのが理想。おこがましいかもしれませんが、同じ右の外野手の鈴木誠也選手(カブス)のようなプレーヤーになりたい」。187センチ、91キロの堂々たる体格で、50メートル走5秒97と足も速い。「誠也2世」の目標は、決して高望みではなさそうだ。【沢田啓太郎】
◆横浜国大出身 ヤクルト1位の東京ガス・藤沢は横浜国大出身。国立大出身の1位指名は社会人経由を含めても96年オリックスの杉本友投手(筑波大)に次いで2人目となり、野手は初めて。同大学出身のプロ野球選手は戦前の横浜高工時代に茅野健一、秀三の兄弟らがいたが、49年の新制国立大発足後は大学時代に直接指名された00年オリックス7位の北川智規投手しかいない。育成ドラフトを除き、国立大から社会人経由で指名された野手は、05年大学・社会人ドラフトの中日3巡目で入団した藤井淳志外野手(筑波大-NTT西日本)以来2人目。
