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【ドラフト】3冠の青森大・川満真が気を引き締めるため刻んできた言葉「人間万事塞翁が馬」


【写真】ドラフト会議を心待ちにする青森大・川満真

<運命の日>

22日に行われるプロ野球ドラフト会議(午後4時50分開始予定)に向け、東北の高校・大学の注目選手を紹介する連載「運命の日」。最終回の今回は、3選手を紹介します。

  ◇  ◇  ◇

青森大・川満真外野手(4年=糸満)は、南国沖縄から本州最北の青森に来て、プロ入りに向けて鍛錬を積んだ。力強いフルスイング、地元・沖縄の砂浜ダッシュで鍛えた脚力、強肩が生きた守備が持ち味だ。

中学時代は投手兼外野手。プロへの可能性を広げるため、外野手1本で勝負した。1年春からベンチ入りも、納得できる成績は残せずにいた2年冬。「何かを変えないと」。元中央大準硬式野球部の兄・剛さんにビデオ通話で助言をもらいながら、気付けば夜中の2、3時までバットを振り込んだ。3年春のリーグ戦では5季ぶりの優勝に貢献。「結果を出して、チームに貢献できたことは自信になりました」。

ドラフトまで1年をきった3年秋。「このままだとプロ志望届を出せるレベルではない。これだけやってもダメだったらもう諦めようと思えるぐらい1日1日を大切に過ごしました」。練習量を積むのはもちろん、食トレも一から見直し、メンタルトレーナーからは「何事もポジティブに」という助言をもらい、野球ノートには前向きな思いをつづった。4年春は打率4割8分6厘で首位打者、最多打点、最多盗塁と3冠に加え、ベストナインと圧倒的な成績を残した。「『人間万事塞翁(さいおう)が馬』って言葉があると思うんですけど、喜びすぎないように現状維持はだめだなと自分に合った言葉だなと」。結果が出たときほど気を引き締めるため、胸に刻んできた。

故郷から約2600キロ以上離れた地で培った4年間。「やるべきことは全部やったという気持ち。楽しみというよりは不安が…」と本音も「見ていて楽しい、おもしろい、そんな風に思ってもらえる選手になりたい」。フィールドで輝く青写真を描き吉報を待つ。

◆川満真(かわみつ・しん)2004年(平16)9月19日生まれ、沖縄県糸満市出身。小学2年生から野球を始め、西崎アングル-西崎中(軟式)-糸満高でプレー。青森大では1年春からベンチ入り。3年春は最多盗塁、ベストナインに受賞する活躍でリーグ優勝に貢献し、全日本選手権に出場。4年春は首位打者、最多打点、最多盗塁、ベストナインを受賞。176センチ、76キロ。右投げ右打ち。

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