
<高校野球秋季近畿大会:大阪桐蔭12-0龍谷大平安>◇17日◇1回戦3試合◇わかさスタジアム京都
秋季近畿地区大会が17日、わかさスタジアム京都で開幕した。開幕戦に大阪桐蔭(大阪1位)が登場し、龍谷大平安(京都3位)を破って2回戦進出を決めた。
来秋ドラフト候補の川本晴大投手(2年)が、自己最速タイ154キロを計測するなど、散発2安打で8回無失点。巨人らNPB6球団が視察するなか、圧巻の投球を披露し「カーブがバランス良く縦回転で投げられたんで、それがストレートにもつながって変化球も良かった」と振り返った。
初回にいきなり151キロで空振り三振を奪うと、2回には自己最速タイとなる154キロで空振り三振。「ベンチ帰って、その回でも指に引っかかったいいボールが結構投げれていたので、出たんやって」とその時には気付いていなかったが、仲間に言われて知ったという。直球だけではなく、変化量の大きい球にも相手打者のバットが空を斬り、計7つの三振を奪った。
今夏は「左肩の棘上筋の肉離れ」により投げることができなかったが、今秋から復帰し、もう不安はない。「夏けがしてフォームのバランスを整えるっていうのをずっとやってきたんで、しっかり下半身が使えて上半身が絡んでいいバランスでピッチングできている」と工夫して取り組んできたことが成果として現れ、コントロールも安定してきた。
打線も12安打9得点と猛攻をみせた。初回に幸先よく1点を先制すると、3回に中軸の連打で中押し。終盤の7回には、2死から四球も絡み3安打で3点を追加し、最終回にもダメ押しの4得点で試合を決めた。
夏はチームとしても甲子園を逃し悔しい思いをした。「夏の悔しさは秋でしか返せないってチームでずっと意気込んでやっている。まず甲子園(センバツ)をしっかり決めたい」。3連覇した21~23年以来の優勝を目指し、次は24日、2回戦に挑む。
