
<高校野球秋季東北大会:仙台育英6-4花巻東>◇16日◇準々決勝◇仙台市民球場
今夏甲子園8強同士の注目カード。花巻東(岩手)はタイブレークの末、仙台育英(宮城)に敗れ準々決勝敗退。来春のセンバツは絶望的となった。
0-2と2点ビハインドで迎えた4回。2死三塁から久保村冠太外野手(2年)の適時三塁打で1点を返すと、暴投で同点。斎藤蒼梧捕手(2年)の適時二塁打で一時勝ち越しに成功。その後一進一退の攻防が続き4-4のまま、9回で決着がつかず延長タイブレークへ。
迎えた10回の守備が勝敗に響いた。先頭の打席で、捕手の二塁けん制悪送球で無死一、三塁。中飛に打ち取ったかと思われた打球を中堅手が見失い、後方に落ちる間に1点を献上。さらに1死一、二塁から適時二塁打でリードを2点に広げられた。その裏、無失点に抑えられ力尽きた。
一時逆転も3番手・福井を攻めあぐねた佐々木洋監督(51)は「低めは振らないようにと言い続けていたんですけど、簡単に振ってしまって仕掛けられないところに課題が残りました」。4失策と守備も精彩を欠き「ミスで負けたのが非常に悔やまれます」と肩を落とした。
仙台育英に敗れ、6季連続の甲子園出場が絶望的になった。「(仙台育英は)一番の優勝候補ですからね…もったいなかったですね。4強まで入って土俵の上にはいたかったんですけど、(県大会決勝に続き)タイブレークで2回負けているので、とにかく気がかりです」。露呈した課題に目を向け、立て直しを図る。
