
中日は9日、名古屋市内のナゴヤ球場でスカウト会議を行った。
約3時間に及ぶ会議では、約60人の指名候補選手について映像や解説をもとに評価し、球団の指名方針を確認した。
候補には、青学大のプロ注目バッテリーである渡部海捕手(4年=智弁和歌山)、鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)、近大の宮原廉投手(4年=崇徳)、王子の樋口新(しん)投手(24=愛知工大)、柴崎聖人(まさと)外野手(24=岐阜第一)らが挙がっている。
堀中スカウト部長は「高校生、大学生、社会人を含めて、これまでの報道や新聞などで候補に挙がっている選手は当然評価させていただいている」と説明。球団の指名方針については明言を避けたものの、「全体的なチームの今のバランスも含めて。高校生だけに限らず、大学、社会人を含めて評価させていただく」と語った。目先の戦力だけでなく、中長期的なチームづくりも見据え、幅広いカテゴリーから選手を見極めていく。
新監督に就任する工藤公康氏(63)は今回の会議には出席せず、球団主導で進められた。堀中スカウト部長は「今日については、社長を含めた球団側の方針の再確認ということでやらせていただきました」と説明した。
また、ドラフトの目玉候補である横浜(神奈川)の織田翔希投手(3年)は、国内でNPB入りかMLB挑戦か、進路を明らかにしていない。15日には進路に関する会見が予定されている。織田の動向について、堀中スカウト部長は「こちらがどうこうできることではないので。その動向を見ながらということにはなりますね」と話し、本人の進路を見極めながら対応を検討する考えを示した。
堀中スカウト部長は、次回のスカウト会議をドラフト会議前日の21日に予定していると説明。「ここからいろいろ調査も進んでいきます」と話し、引き続き候補選手の精査を進める方針を示した。
