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大谷翔平、次は頼んだぞ!ロバーツ監督「本来の姿を取り戻すと強く信じている」ドジャース地区S突破


【写真】ブレーブス対ドジャース ブレーブスに勝利し地区シリーズを突破したドジャース大谷翔平(中央右)と山本由伸(同左)はチームメートと笑顔を見せる(撮影・垰建太)

<ナ・リーグ地区シリーズ:ブレーブス1-4ドジャース>◇第4戦◇7日(日本時間8日)◇トゥルーイストパーク

【アトランタ(米ジョージア州)7日(日本時間8日)=斎藤庸裕】ドジャースが3年連続で地区シリーズ突破を決めた。「4番DH」で出場した大谷翔平投手(32)は3打数無安打。地区シリーズ4試合で13打数2安打と沈黙し、長打は出なかった。それでも、チームは第3戦で山本由伸投手(28)の力投など、投手陣や下位打線の奮起で底力を見せた。次なるステージはさらに強豪相手となるリーグ優勝決定シリーズ。最大7戦の戦いで、大谷の復調が欠かせない。

   ◇   ◇   ◇

ゴーグルをかけた大谷は、シャンパンファイトでチームメートと喜びを共有した。選手、スタッフらとビールをかけ合い、ユニホームとTシャツはびしょぬれになった。西地区優勝を決めた9月19日は、故障離脱中で不参加。今季初めて、歓喜の美酒を浴びた。笑顔で楽しむ一方で、中継局のインタビューでは「最高です、何回やっても」と言葉少な。その後、足早にクラブハウスから引き揚げた。

地区Sの4試合で強烈な打球は見られなかった。得点に絡んだのは、この日の2回、四球から盗塁を決め、暴投と失策で生還した場面のみだった。ロバーツ監督は試合後、「今は苦しんでいるが、どこかのタイミングで必ず本来の姿を取り戻すと強く信じている。僕は彼を信じているし、チームメートも彼を信じている」と力を込めた。4戦、13打数2安打で打率1割5分4厘。打点、長打ともにゼロに終わった。

9月8日に右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト(IL)入りし、ILから復帰後はシーズン最後の5試合で実戦調整を行った。一方で、ロバーツ監督は「100%の状態ではない」とし、違和感は残っている。前日の第3戦は5番に打順を下げ、この日は4番。チームとして、当面は4~5番で想定していくという。主砲が本調子に戻らなくても、チームは底力を発揮。同監督は「我々が彼に期待していることができていなくても、シリーズを勝ち抜けたということは大きい」と、前向きに捉えた。

ワールドシリーズ3連覇への挑戦権をかけ、11日からブルワーズとリーグ優勝決定シリーズに臨む。第1戦まで3日間。ロバーツ監督は「数日間、状態を取り戻すための時間を与えられる。(投手、野手ともに)第1戦に向けて、しっかり準備を整えられる」と、自信をのぞかせた。大谷の打棒復活なくして、悲願達成は容易ではない。逆に言えば、小さくても何かきっかけをつかめれば、壮大な目標が大きく近づく。頂点を目指す戦いへ、復調が待たれる。

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