
<高校野球秋季神奈川大会:慶応5-4横浜>◇1日◇決勝◇サーティ-フォー保土ケ谷
横浜が慶応に破れ、県内連勝記録は「43」でストップした。村田浩明監督(40)は「悔しさが込み上げてきているんですが、でもこれで強くなればいい、と思っています」と、選手たちの奮起に期待した。
3点リードで迎えた4回、無死一塁から先発のエース、小林鉄三郎投手(2年)の悪送球で2点を献上した。5回には逆転の2ラン本塁打を被弾。一時は同点に追い付いたが、8回にはスクイズで勝ち越しを許した。指揮官は「機能しないときに、誰が機能するのか、というところが弱かった。どうしても自分よがりになった。徹底できなかったのが、勝利のあや。差がでた」と振り返った。
これで、連勝記録が43でストップした。主将の川上慧内野手(2年)は「連勝というより、自分たちの代で優勝したい気持ちがあったので。それが全員に浸透していたかと言われると“うーん…”という部分もあるので」と、敗戦の原因は何なのか。言葉を探した。 ただひとつ、分かっているのは「気持ち」だった。「(準決勝で)武相さんに勝って、気持ちが抜けてしまったというか、そういう部分があった」と川上。決勝の相手はこの夏、準決勝で対戦した慶応。打倒横浜の強い思いに、徹底すべきプレーにほころびが生まれた。新チームスタートが遅れた横浜。技術だけでなく、チーム力も敗戦の原因になった。「センバツ出場するには、関東大会では2つ勝たなければ。強い相手を倒すしかない。もう一度原点に返ってチームを作り直します」と、気を引き締めた。
負けを経験し、その弱さを受け入れ強くなる。村田監督は「チームの弱さがすごくわかった秋季大会でした」と、力を込めた。10月3日からは青森国体にも参加する。秋季関東大会開催までのわずかな期間、「しっかり修正して、ぶつかっていきたい」と、チームの立て直しに、自信をのぞかせた。
