starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【虎になれ】9回2死満塁サヨナラ機で坂本誠志郎…あそこは「代打・立石」を見たかった気もする


【写真】阪神対中日 9回裏阪神2死満塁、坂本誠志郎は右飛に倒れる(撮影・上山淳一)

<阪神0-1中日>◇13日◇甲子園

一種、異様な展開だった。9回無失点で降板した才木浩人は打者30人に対し、113球を投じた。それを上回ったのが中日・高橋宏斗だ。同じく9回を無失点に抑え、投じた球数は「142」。2026年のプロ野球でこんな光景を見るとは。ある種、感動もした。佐藤輝明の視察に訪れている大リーグのスカウトたちはどんな思いで見ていたのか、と余計なことが少し気になったのである。

そんな試合は、現在、阪神が置かれている状況がまたしてもハッキリしたゲームになった。森下翔太、佐藤輝明が打たなければ勝てない…ということだ。4回、9回の好機でもう1人のクリーンアップ大山悠輔が凡退。勝利はつかめなかった。

1つの焦点は0-0で迎えたその9回の攻撃か。1死二、三塁で大山が三振。続く6番・前川右京は申告敬遠された。迎える打者は坂本誠志郎だ。8月は7本塁打を放つなど絶好調だったが9月は6試合19打数で無安打だ。

「選手がその打席に賭けるところ。その後の守りもあるし。攻撃とは言いますけれど勝負の中の1つですから」。指揮官・藤川球児はそう話した。坂本はここまで満塁時が6打数3安打8打点。今季の満塁男でもあった。そこに期待したのかもしれないが結果は出なかったのである。

虎党の中には「なぜ代打を出さない」という声もあるだろう。ファンがどう思ってもそれは自由。だが、いつも書くのは采配は監督の専権事項ということだ。負ければ監督の責任。それを外部からどうこう言っても仕方がない部分はある。

それでも、あえて書けば、立石正広の起用がなかったことは気になった。前日、重要な巨人戦で立石を久しぶりに起用。2番左翼でスタメンを任せた。勝利にはつながらなかったが2安打を放つなど光るところを見せたのである。だからこそ、この試合は使わないのか。例えばあの坂本の代打で。そう思ったのである。

「球場の特性とか。豊田寛がいったところ(11回の代打)は立石もあるんでしょうけど。(森博人との)対戦もないので」。球児はその質問にも答えた。

すべての起用に理由はあるのだろう。それでも考えるのは立石を育てる必要がある、ということだ。厳しい勝負の中で鍛えてこそ将来につながるのではないか。虎党はそこに森下、佐藤に次ぐ存在を見たいのだ。(敬称略)【高原寿夫】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「虎だ虎だ虎になれ!」)

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.