
<明治安田J1:神戸2-1鹿島>◇11日◇第7節◇ノエスタ>
ヴィッセル神戸FW大迫勇也(36)がPKで今季3点目を決め、リーグ4連勝に導いた。
主導権を握りながらも得点が奪えない時間が続いたが、後半11分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定でPKを獲得すると、迷いなく大迫がボールをセット。集中力を高めてゴール左上に蹴ったボールが、ネットを揺らした。「自信を持って蹴っただけ。決められて良かった」と振り返ったエースは、過去のPK失敗があった中での思い切ったキックに「仕方ない。謝ってまた決めるだけだと思っていた。自信も出た」と笑った。
古巣でもある鹿島との上位対決を制し、首位FC町田ゼルビアに並ぶ勝ち点16とした。16日にアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の初戦も控える中で、公式戦5連勝と上々の結果に手応えを示しながらも「けが人が徐々に戻ってきているのが一番大きい。これにロペスやジェアンが戻ってきたら、さらに力強いチームになるし、楽しみ」と、より高いレベルに目を向ける。
負傷で8月後半のリーグ2戦を欠場したが、状態は万全に近付いている。「けが明けでここ2試合は体を気にしながら60~70分ぐらいだったが、これで痛みも取れると思う。もっといいプレーを出せると思うので、チームを引っ張っていきたい」。完全復活を宣言したエースが、再び神戸にタイトルをもたらす。【永田淳】
