
<東都大学野球:国学院大10-2立正大>◇第1週第2日◇9日◇神宮
国学院大が投打にかみ合い大量10得点で快勝。1勝1敗とした。
7日にプロ志望届を提出した南沢佑音(ゆうと)投手(4年=天理)が、3点リードで迎えた7回1死満塁から2番手でマウンドに上がった。「いい意味で何も考えずに。一人ひとりバッターを抑えることだけを考えてマウンドに上がりました」。気持ちを落ち着け、自分の投球に集中した。スライダーで三振、直球で二ゴロに打ち取り無失点。ピンチを救った。1回2/3を1安打1失点で後ろにつなぐ好救援。鳥山泰孝監督(51)も「(先発の)中井、南沢としっかり抑えたことで打線に流れを引き寄せた」と評価した。
3年春のリーグ戦終了後、右ひじの靱帯(じんたい)修復の手術を受けた。同年8月から少しずつピッチングをはじめ、リハビリを続けた。今春、開幕戦に登板したが、調子が上がらず。それ以来のマウンド。南沢は「コースにしっかり高さも。ピンチでマウンドに上がった中で、しっかり投げ切れたのは良かったです」と、胸を張った。
今秋のリーグ戦に勝負をかける。リハビリ期間中、同級生たちの活躍を間近で見てきた。チームは春のリーグ戦で優勝。「負けていられない…。まだまだ自分もやれる」。闘志がわいてきた。「高校の時からプロには興味があった。大学4年間頑張って、プロ志望届も提出した。まずは同じラインに立つことができた。あとは秋、結果を出すだけ」。人生をかけ、1球に思いを込めて、戦っていく。
