
来季からのDH(指名打者)制導入が決定しているセ・リーグ。投手が打席に立つ「9人制野球」の歴史が、まもなく幕を閉じようとしている。今季ここまで、投手の本塁打は5月20日の阪神戦(甲子園)で中日マラーが放ったわずか1本のみ。ペナントレースも残り約1カ月。歴史にその名を刻む「ラストホームランピッチャー」の称号を手にするのは誰か。読者686人の投票結果を公表します。
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9月2日から5日までニッカンスポーツコムで行ったアンケートには686人の投票があった。最多は広島床田の106票。今季は35打数6安打で打率1割7分1厘、2打点。通算298打数59安打で同1割9分8厘としている。24年球宴では投手として56年ぶり3人目の、代打出場からの安打を放った。25年9月の巨人戦では本塁打も放っている。
惜しくも2票差で2位は中日マラー。来日2年目の助っ人左腕は右打席から快音を響かせ、今季唯一、投手として本塁打をマーク。三塁打も放つなど、6打点を挙げている。60票で3位タイには広島森下、阪神高橋がつけた。
上位10人は以下の通り。
1位 床田寛樹(広島) 106票
2位 マラー(中日) 104票
3位 森下暢仁(広島) 60票
3位 高橋遥人(阪神) 60票
5位 小笠原慎之介(巨人) 55票
6位 田中将大(巨人) 35票
7位 山野太一(ヤクルト) 29票
8位 藤浪晋太郎(DeNA) 28票
9位 才木浩人(阪神) 26票
10位 東克樹(DeNA) 21票
◆投手の本塁打 最多は金田(巨人)の36本。新人年から11年連続で打つなど15シーズンで本塁打を記録。50年10月6日に17歳2カ月で打った初アーチは、投手に限らず史上最年少本塁打。投手で唯一2本のサヨナラ弾を打ち、36本の他に代打本塁打も2本ある。
シーズン最多は50年藤本(巨人)の7本で、パ・リーグでは60、68年米田(阪急)69年成田(ロッテ)の5本。1試合では49年川崎(巨人)67年堀内(巨人)の3本が最多。同じ試合で両軍投手が打ち合ったのは、80年10月11日の山本和(阪神)と西本(巨人)まで過去12度あった。
投手の満塁弾は18年藤浪(阪神)まで17人が記録しており、1人で2本打ったのは、71、72年の成田、99年に2本のガルベス(巨人)の2人。ガルベスは通算10本塁打で、これは平成以降の投手で最多。平成以降の日本人投手最多は川上(中日)の8本。
パ・リーグ投手の本塁打は平成以降では9本で、うち7本が交流戦。パ・リーグ同士では91年シュルジー(オリックス)と16年大谷(日本ハム)の2人だけ。
