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【巨人】20歳の石塚裕惺は大先輩の隣でも大一番の打席でも動じない マイペースぶりは昔から


【写真】ノック中、笑みがこぼれる巨人石塚(2026年8月撮影)

巨人石塚裕惺内野手(20)は気負わない。

8月の名古屋遠征。移動の新幹線では、17歳上の大先輩・坂本の横で口を開けて爆睡していた。1月には弟子入りし、自主トレをともにした間柄。坂本は「かわいい寝顔 扇風機意味ないな」と愛情たっぷりにその姿をインスタグラムに投稿したが、石塚は掲載されるまで撮られたことに気づかなかった。「(先輩たちは)堅苦しい雰囲気じゃない。伸び伸びできている」。球界を代表するスターの隣でも、自然体だった。

そんなマイペースぶりは昔からだ。中学時代に所属した佐倉シニアの松井監督は「おっとりした性格の子でした」と振り返る。一方、グラウンドでは「勝負どころで1番頼れる選手」だったという。

象徴するのが、中学3年時のジャイアンツカップ千葉県予選決勝だ。日本一へ続く大一番の初回、迷いなく振り抜いた打球は先制の場外弾となり、チームを勝利に導いた。DeNA度会、日本ハム田宮らも指導した指揮官は「中学生であの勝負度胸を持っている選手はなかなかいない」と舌を巻いた。

大先輩の隣でも、大一番の打席でも動じない。打線の中軸を任されれば、かかる重圧は増す。それでも自然体を失わない20歳には、巨人の4番を背負うだけの度胸がある。【北村健龍】

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