
野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は中西清起氏(64=日刊スポーツ評論家)。マジック18の首位阪神が抱える不安要素2点を挙げました。
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追うよりも追われる立場はきつい。追われる側は負けたときのショックが大きい。週末の試合を見ているとやはりそんな思いがしました。首位阪神と2位巨人とは2・5ゲーム差。ともに残り20試合前後。阪神の不安要素をあえて挙げるとすれば、私が思うのは2点ある。
<1>攻撃パターン
週末の試合を見ていて読者の方も感じたと思うが、得点がホームランだけでは厳しい。一、三塁でタイムリーが出ない。要するに森下と佐藤の一発待ち。走塁などのミスも目立っていたけど、小技もしっかりしないと打線もつながっていかない。23年みたいな木浪の「恐怖の8番」みたいな感じもない。極端に打率が落ちてしまう6番以降の打線を考えると、相手からしたらこの2人は歩かせてもOK、ソロ本塁打ならOKとなってしまう。
<2>残りカード
阪神は残り21試合。カード別に見ると、もっとも試合数が多いのは広島戦の7試合。広島との対戦成績は9勝8敗1分けと勝率5割に近い。さらに続いて多いのが対戦成績10勝10敗のDeNA戦で5試合。今季相性のよくない2チームの試合数が結構残っている。これは少し気になる。もっとも勝率のいい巨人戦は2試合しか残っていないからね。
巨人はもう1つも落とせないという思いでやっているでしょうね。5日広島戦は延長11回の末に投手10人継投で勝ちきった。その翌日6日の広島戦は小笠原が123球を投げて移籍後初の完封勝利。ブルペンを助けようと踏ん張った。ああいう流れはやはりチームとして盛り上がってくるでしょうね。8日から阪神は広島3連戦、巨人は中日3連戦。目が離せない試合が続く。(日刊スポーツ評論家)
