
<ヤクルト5-3阪神>◇2日◇神宮
首位阪神はヤクルトに敗れ、今季最長タイだった連勝が5でストップした。8月29日の優勝マジック点灯から連勝を続けてきたが、小休止。それでも2位巨人が敗れたため、マジックは19に減った。
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阪神がヤクルト先発山野と対戦するのは、今季5試合目だった。そしてまたしても「2点の壁」を突き破ることはできなかった。
阪神は先発西勇が序盤に4点を失い、たちまち追いかける展開を強いられる。3回2死満塁、森下の右前適時打で2点を返したのが精いっぱいだった。
阪神打線が山野から得点したのは3回の1イニングだけで、あとの6イニングは、すべて3人で片付けられて、反撃の糸口さえつかむことができなかった。
左腕の山野には左右どちらの打者にもキレの良いスライダーを投げ分けられた。この球種を意識していたはずだが、ストレート、フォーク、カーブなど絞りきることができなかった。
この試合で2安打に終わった阪神打線が、対山野の5試合に挙げた得点は「2」「2」「1」「0」で、この一戦も2点止まりだったから、山野攻略は課題として残った。
阪神が8月28日からの対巨人3連戦に照準を合わせて、村上、大竹、才木の3人を先発に立ててカード3連勝することができたのは願ったとおりの結果になった。
ただ前日1日のヤクルト戦で勝利を収めた高橋を含めたエースクラス以外のピッチャーが先発した際の勝敗は今後影響を及ぼす。その意味では西勇の投球はポイントだった。
だが西勇は3回1/3を7安打4失点で降板した。4打点の3番西村をはじめ、被安打7のうち5安打が左打者にスライダー、チェンジアップを安打にされた。もう少し左打者のインコースにストレート系の球を配しても良かった。
阪神が連覇を遂げるまでには、まだ一波乱あるとみる。すんなりと勝ちきるには、エース級が投げた試合は確実に勝つことだろう。(日刊スポーツ評論家)
