上原浩治氏、阪神以外のセ５球団へ「CS狙い」古巣巨人には「先発陣がまだ整ってないので」

上原浩治氏

巨人やレッドソックスなどで活躍した上原浩治氏（50＝日刊スポーツ評論家）が3日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演し、セ・リーグの現状に言及した。

セ・リーグは阪神が独走中。この日の試合前時点で、2位DeNAに12・5ゲーム差を付けている。3位以下は巨人、中日、広島、ヤクルトと続いてる。

上原氏はこの現状に「ずば抜けてますよね、阪神が。もう1位を狙うというより、CS（クライマックスシリーズ）狙いになってきますよね」と言及。古巣巨人については「岡本選手がもうすぐ帰ってくるんじゃないかと言われてますから、そこで打線に厚みが出てくるとは思うんですけど。先発陣がまだ整ってないので、ここがちょっと課題ですね」と話した。

最下位ヤクルトは主砲の村上宗隆内野手（25）が復帰。復帰から5試合で2本塁打を放ち、チームもオールスター前からの連勝を8に伸ばして追い上げを見せている。ヤクルトの状態には「村上選手が帰ってきて雰囲気が変わってきた。ただ帰ってくるまでのチーム状況があまり良くなかったので、ヤクルトに関して言えば難しいんじゃないかなと思います」と語った。